株式会社宮崎畜産グループ

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BUSINESS PARTNER INTERVIEW

お取引先インタビュー

メーカーと生産者の関係を超えた
いい農産物を一緒になってつくるパートナー

近間:
新サンフード工業さんとは、ホウレンソウやサツマイモ、ブロッコリーをつくり、納品し、もう10年以上のおつきあいをいただいています。宮崎県は、温暖多照な気象条件を活かし、施設園芸や畜産などの収益性の高い多様な農業を展開してきた結果、2017年の農業産出額は全国5位の3,246億円(H20)を産出しています。
阿萬氏:
全国有数の食糧供給県としての地位を確立していますよね。
近間:
他県に比べて耕地面積や農業者数が少ない条件下で、よく頑張っていますよね。耕地10ヘクタールあたりの農業産出額は堂々、全国1位だそうです。
阿萬氏:
宮崎県民の誇りですね。畜産と園芸作物に特化した独自の農業展開が功を奏したんですね。その一方で高齢農家のリタイア後の農地の耕作放棄などが問題視されています。
近間:
条件の悪い耕作地がそのまま放棄されると周りの土地にも影響がでるので心配ですね。
阿萬氏:
宮崎畜産グループさんでは、若き社長に共感する若手スタッフとともに理念を共有しながら日々頑張っておられますよね。スタッフの皆さんが元気で若いことにかけては、弊社のお付き合いのある農家さんのなかでもピカイチですよ。農業をビジネスとして確立させるため、新しい取り組みにも積極的です。
近間:
先代が創業当初は生産ではなく、流通に携わってきた関係で、どれだけコストと労力をかけて良い野菜を作っても、JAなどの既存の流通ではその価値が価格に反映されないケースが多いことに矛盾を感じ、新しい販売方法の必要性を感じたと聞いています。そこで産直のこだわり野菜を求めている消費者さんへ通信販売する一方、業者さんと直接契約することで、弊社グループの農家さんとの橋渡しもしようと考えました。
阿萬氏:
求めている人に“直接”ということで、作り手さんの思いも届けることもできますし、弊社のような業者のニーズも生産に反映していただけます。いつも弊社の要望をいろいろとお伝えしますと、即、前向きに取り組んで、実現できるよう対応をとっていただけるのが何よりありがたいですね。それも直接契約だからこそ、できること。いいお付き合いをさせていただいています。
近間:
新サンフード工業さんからは、野菜の品種にあわせた生産技術や餌材など、技術指導をしていただき、ありがたく思います。他の農業産地の最新情報を詳しく伺えることも助かりますね。地元や自社の取り組みだけでは片寄りますから、視野を広げ、産業としての農業やコミュニティを維持・発展させていくことは重要です。ネットでいくらでも情報は入手できますが、阿萬さんは現地に足を運び、うちの畑を把握したうえで、外からの視線で気付かれたことをすぐ教えてくださいます。
阿萬氏:
弊社は冷凍加工業ですが、生産者さんあっての弊社であると思っています。生産者がいいものをつくっていただいて、生産者の方が来年もつくろうという想いになっていただかないことには、いいものはつくれない。もちろん弊社も成りたっていきませんから。
近間:
ニーズやリクエスト、改善点に即、取り組むのは当然です。より良いものをつくって出荷させていただくことで、さらに次の契約につながり…という、よい関係を築かせていただいていると思います。生産者とメーカーさんという関係を超えた、いい農産物を一緒になってつくる、いいパートナーですよね。
阿萬氏:
将来的には御社の畑のみならず、他の生産者さんの生産物を御社がとりまとめ、弊社に出荷していただくというスタイルがとれれば、もっと規模も大きくなってくるのかなと。
近間:
ここ数年、阿萬さんと試行錯誤しながら取り組んでいたことが、質・量ともに地域トップレベルという成果が出てきましたので、他の生産者さんに対しても技術指導ができる見通しがでてきました。他の生産者さんにお声かけするにしても「単につくってもらったものを買いますよ」だけでは、安定した農業経営の実現を支援する保障になりません。グループ化するのは農家さんの生活に責任を持つということですから。農家さんは必ず、通りがかりに弊社の畑を見られます。弊社がいい農作物をつくっているからこそ、お声かけをしたときも、素晴らしい農作物をどうやって作れるのか、知りたいから共に働きたいと思う。悪い農作物をつくっている農家から声をかけられても、同じやり方で失敗するのは真っ平(笑)となりますからね。
阿萬氏:
宮崎畜産グループさんが、昔ながらの勘と経験による栽培から、情報農業へのシフトを目指して、いい技術を確立されることで、地元農業の活性化にもつながっていますね。弊社でも今後、ネットワークのある生産者さんと、いろいろな施策に取り組んでいきたいと思っています。私どもは日本各地の産地をくまなくまわっていますので、餌材や農薬など、役立てていただけそうな農情報をいちはやく紹介して、栽培手法や知見を共有したいと考えています。
近間:
情報を活かしながら、少しずつ確実に規模を拡大していきたいですね。そのためにも若いスタッフに意欲をもって取り組んでもらえるような職場環境を整備していかなければなりません。特に今年はいいものができましたので、彼らの大きな自信につながったと思います。他の農家に負けていないという自信が次の作付の力になっていきます。宮崎県都城市は農業中心の町であり、次世代の就農者を育てる必要があります。宮崎県という地方農業の活性化、次世代の就農へのインパクトなど、広い視野で将来に進んでいきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。
阿萬氏:
農業で“稼ぐ”、宮崎の未来を支える農家さんとして期待しています。こちらこそ、今後もよろしくお願いいたします。

会社紹介

新サンフード工業株式会社
宮崎県宮崎市本社。大手食品メーカーとのタイアップで、ホウレンソウとサツマイモなど、南九州の農産物を主原料として冷凍食品を製造・加工。毎年着実な売上実績を上げておられます。