株式会社宮崎畜産グループ

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会社概要

代表取締役社長からのご挨拶

後世へ引き継ぐため、地元農家を支え、環境を変える。

弊社は、温暖な気候と恵まれた大地、豊富な水のある宮崎県都城市で「肉豚の肥育・直営生産」と、「農産物生産・販売」を二本柱として、循環型農業を営む会社です。

「肉豚の肥育・直営生産」は、清潔で衛生管理の徹底された豚舎の中で、飼料の量・成分にこだわった豚たちを、当社のスタッフたちが愛情をこめて育てています。
「農産物生産・販売」は、糖度16度以上、生で食べても美味しいスイートコーン(味来コーン)を主軸に、ほうれん草、らっきょ、ごぼう、ブロッコリー、甘藷、ニンジンなどを生産しています。

都城市は、“畜産王国の都城”と呼ばれるほど畜産が盛んで、基幹産業のひとつとなっています。
しかしながら、地元の多くの畜産農家では高齢化が進み、後継者不足が課題となっています。
弊社初代社長、近間正文は、もともと都城農業協同組合(JA都城)の養豚技術員として、養豚農家の指導を行っていましたが、地元農家が抱える課題を目のあたりにして、皆がいきいきと仕事ができ、利益もしっかりと確保できる、“畜産という仕事を一層魅力あるものにする環境を作りたい”という思いを膨らませてきました。

地元畜産農家に寄りそって、ともに発展していきたい。そのためには農協は規模が大きすぎる…。

そこで1990年、農協を退職、まずは懇意にしていた畜産農家向けに、
飼料や肥料をはじめ、畜産に必要な生産資材を取り扱う【販売代理店】をスタートさせました。
大組織で必ず発生する中間マージンを省いた効率的な流通で、生産者目線の運営をフォローアップしようと考えたのです。
そうして少しずつ畜産農業の勉強をしながら、
1993年に「有限会社宮崎畜産グループ」として法人化し、
1998年に株式に組織変更するまで、成長を遂げました。

やがて豚の販売預託事業に取り組んだことをきっかけに、養豚事業もスタートさせます。
預託事業は順調に進み、若い社員も採用するようになりました。
会社を始めて10年以上が過ぎ、初代社長が50歳になろうとしていた頃、豚舎運営の依頼が舞い込みました。
地元の大きな豚舎が売りに出されていたのです。
自社で養豚場を運営するには設備投資や管理費など、膨大なコストがかかります。
しかし、若手社員も増えてきた会社の規模を維持し、安定した事業を続けていくためには、飼料の流通販売や預託事業という代理店ビジネスだけでは厳しいだろう。
そんな判断のもと、直営養豚場も展開することになりました。

2002年3月からは薩摩川内市の入来町でも直営養豚場を展開。
直営の養豚場を持ったことで、飼育農場からの堆肥を循環させて畑に還元する循環型農業にも取り組むことになりました。

初代社長の急逝により、二代目社長近間春代を経て、2015年より私、近間伸一が会社を切り盛りしています。私の片腕となって働いている専務取締役ともに1978年生まれという「若さ」を武器に、先代の意思を受け継ぎ守りながら、畜産農業と園芸農業の規模を拡大しています。
おかげさまで、弊社が通信販売する採りたてスイートコーン(味来コーン)はとても好評で、毎年、集荷を楽しみに待っていただける常連ファンの方が増えてきています。
また畜産農業も将来、自社で飼育、加工、販売までを一貫して行う養豚業の6次産業化を実践していく考えです。

弊社では、「農業大好き!」と熱い想いを持つ若いスタッフ達が活躍しています。
今後も、フレッシュな人材を育て、積み重ねてきた経験やノウハウを活かしながら、より先進的で持続可能な養豚業・農業を目指した企業的経営を進めていきたいと考えています。
若く、意欲のある人たちに、しっかりと腰を据えて長く働いて頂けるよう、出来る限りの待遇はもちろん、より良い雇用環境、職務環境がご提供できるよう、努力してまいる所存です。
農業を起点とした地域の活性化に貢献し、意欲ある若人、意欲ある農家さんたちと共に、日本農業の新たなステージへ踏み出していく所存ですので、何卒、倍旧のご愛顧、お引立てを賜りますようよろしくお願い申し上げます。

株式会社宮崎畜産グループ
代表取締役 近間 伸一